Orchids AI

提供を終了したプロンプト型アプリビルダーです。対話型のフルスタック開発、内蔵IDE、柔軟なAIプロバイダー接続、多様なアプリで持ち出せるコードを組み合わせていました。

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情報確認日: 2026年8月25日 ·出典を見る

ツール情報

種類
アプリビルダー
対応プラットフォーム
Web, macOS, Windows, Linux
無料プラン
非対応
オープンソース
非対応
独自の API キーを使用
対応
ローカルモデル
非対応
Orchids AI

概要

適した用途

  • 旧プロジェクトを移行するOrchidsユーザー
  • Orchids経由でデプロイしたプロジェクトを回収する開発者
  • プロンプト型アプリ開発ツールの変遷を調べる研究者
  • 移行可能なAI生成アプリの設計パターンを検討するチーム

強み

  • プロンプト型アプリビルダーとしては、アプリの種類と技術スタックを幅広く扱っていました。
  • BYOKと、既存のAIサブスクリプションの利用に対応していました。
  • 生成したプロジェクトを、通常のコードベースとして編集・エクスポートできました。
  • 会話による生成と、従来のエディター、ターミナル、ブラウザーでの作業を組み合わせていました。
  • GitHubと外部インフラを利用し、独自ランタイムへの依存を抑えられました。

制約とトレードオフ

  • 開発が継続するAIビルダーを必要とする新規アプリ
  • 継続的なベンダーサポートや開発計画を必要とするチーム
  • Orchidsのホスティング基盤に依存する本番運用
  • 現在契約できる開発プラットフォームを探す組織
  • 2026年7月18日にサービスを終了しました。
  • 新規ユーザーはOrchidsで開発を始められません。
  • Orchidsでホスト・デプロイしていたプロジェクトは、終了後に移行が必要でした。
  • 新規プロジェクト向けの継続的な開発計画や、通常のベンダーサポートはありません。
  • 本番運用への影響が大きいアプリでは、AIの出力を技術者がレビューする必要がありました。

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料金と利用上限

料金を見る

SunsetUnavailable

Orchidsは2026年7月18日に終了し、新規サブスクリプションを受け付けていません。

Legacy Pro$25 / 月

過去の料金。年払いの場合、月額換算$21でした。

Legacy Premium$50 / 月

過去の料金。年払いの場合、月額換算$42でした。

Legacy Ultra$99 / 月

過去の料金。年払いの場合、月額換算$83でした。

Legacy Max$200 / 月

過去の料金。年払いの場合、月額換算$168でした。

料金確認日: 2026年8月25日 · 利用上限、モデルの料金、サブスクリプションは別々に請求される場合があります。

機能と詳細

従来の開発フロー

  • 対話型のフルスタックコーディングエージェント
  • 計画、コーディング、デバッグ、コマンド実行
  • VS Code風の内蔵エディターとターミナル
  • 生成したアプリをテストする内蔵ブラウザー
  • チェックポイントからプロジェクトを復元

対応するアプリと技術スタック

  • Web・モバイルアプリ
  • Chrome拡張機能とCLIツール
  • SlackボットとAIエージェント
  • React、Next.js、Python、Swift、Flutterなどの技術スタック
  • 既存プロジェクトを取り込み、AIで修正を支援

モデルと開発基盤

  • 既存のAIサブスクリプションを利用
  • 自分のAPIキーを利用
  • GitHubとの同期
  • 外部データベース・認証サービスとの連携
  • 外部へのデプロイとコードの保有

移行

  • プロジェクトをZIPでエクスポート
  • GitHubでプロジェクトを保存
  • Vercelデプロイの引き取り
  • Supabaseデータベースの移管
  • デスクトップのローカルプロジェクトを回収

Orchids AIの特徴

提供当時のOrchidsは、多くのプロンプト型Webサイト作成ツールより広い用途を想定していました。会話型エージェントによって、作れるソフトウェアの種類を制限しないことが基本方針です。通常のWeb開発、モバイルソフト、拡張機能、ボット、スクリプト、エージェントアプリを同じ環境で扱い、すべてのプロジェクトを独自の共通構成に押し込めない設計を目指していました。

この考え方が特に役立つのは、試作品が単純なランディングページでは足りなくなったときです。生成した画面から始まったプロジェクトでも、独自のバックエンド処理、別のフレームワーク、ターミナル、外部API、直接のコード修正が必要になることがあります。Orchidsは、要件が高度になるたびにツールを離れずに済むよう、こうした移行を同じ作業フローで扱おうとしていました。

自由度が高い分、ユーザーが担う責任も増えます。柔軟なコードベースを生成できても、アーキテクチャ、依存ライブラリの品質、認証、権限、データモデル、テスト、本番運用には通常の技術的判断が必要です。Orchidsは手作業の実装を減らすものであり、重要な用途で生成されたソフトウェアを理解する必要までなくすものではありませんでした。

基本的な作業の流れ

Orchidsで特に興味深かったのは、エージェントによる作成と従来の開発操作を組み合わせた点です。プロンプトから始めるほか、ローカル、GitHub、別のAIビルダーからプロジェクトを取り込めました。生成後も会話で修正し、内蔵エディターでファイルを開き、ターミナルで実行状況を確認し、内蔵ブラウザーでテストして、GitHubとコードを同期できました。

チャットだけでは修正が進まないときに、別の手段を取れる点が有用でした。小さな画面調整は会話で進め、何度も指示するより直接編集した方が早い箇所は、開発者が確認・修正できます。チェックポイントもあり、AIによる大きな変更が意図と違う方向へ進んだ場合に戻せるため、試行のリスクを抑えられました。

技術チームにとって重要なのは、AIがリポジトリを置き換えるという捉え方ではありません。リポジトリを継続して保有する資産とし、AIエージェントをその操作手段のひとつとして使う考え方でした。

活用例

Orchidsは、最終的な技術構成がまだ決まっていないプロジェクトに向いていました。初期のWebプロトタイプに、認証、データベース、決済、バックエンドサービスなどを追加しても、すぐに別の開発環境へ移る必要がありませんでした。

動作するデモを作る制作会社、起業家、プロダクトチームにも興味深い選択肢でした。静的なモックアップ以上のものが必要でも、本番用の設計に開発時間を投入する段階ではないことがあります。編集可能なソースコードが残るため、独自のビジュアルビルダー形式に閉じた設計より、後から開発チームへ引き継ぎやすい構成でした。

既存のプロジェクトを取り込み、すべてをゼロから作るのではなく、特定の機能を実装・修正するよう依頼する使い方もありました。この点で、Orchidsは通常のAIコーディング環境と、プロンプトからアプリを作る専用サービスの中間に位置していました。

これらは過去の利用例です。Orchidsはサービスを終了しているため、当時の作業フローが要件に合っていても、新規プロジェクトには選べません。

他のツールとの比較

Orchidsは、任意の技術スタックとアプリの種類に対応する姿勢で、Web中心のビルダーと差別化していました。LovableやBolt.newも、自然言語の要件から素早く動くソフトウェアを作る需要に応えます。ただし現在比較するなら、細かな操作の違いより先に、開発が継続されていることとサービスを利用できることを判断基準にすべきです。

モダンなWeb画面やアプリの生成・改善が目的なら、v0と用途が大きく重なります。Orchidsは通常のWebアプリ開発から離れた用途も重視していましたが、v0はWeb中心の開発・デプロイを考えるチームが評価しやすい製品です。

Replit Agentは、考え方の近い代替候補です。ユーザーが求めるのはページ生成だけでなく、ソフトウェアを作り、ファイルを修正し、実行・デバッグし、デプロイへ進める環境だからです。通常のコード補完拡張よりも、Orchidsの代替として比較する意味があります。

製品や画面の設計から作業を始めるチームには、Figma Makeも候補になります。Orchids/BudチームがFigmaに加わった経緯もあり、関連性は高いものの、Orchidsの続きではなく独立した製品として評価する必要があります。

移行したプロジェクトの推奨構成

Orchidsで作ったソフトウェアを長く維持するには、Orchids独自の作業フローを残そうとするより、通常のコードリポジトリとインフラのアカウントを管理の基準にする方が安全です。

プロジェクト全体を、所有者が管理するGitリポジトリに置いてください。Orchidsなしでビルドできることを確認し、ランタイムとパッケージマネージャーのバージョンを記録して、リポジトリからデプロイを再現します。データベース、認証、ストレージ、分析、決済も、アプリの所有者が管理するアカウントに置く必要があります。

移行後は、エクスポートした設定をそのまま本番用と見なさず、環境変数とシークレットを確認してください。認証のコールバックURL、決済Webhook、OAuthアプリ、API認証情報、定期タスク、データベース接続文字列、独自ドメイン、DNSレコードが主な確認点です。旧開発環境に渡していた認証情報を更新するタイミングでもあります。

最後に、生成コードのうち事業上重要な箇所へ自動チェックを加えます。元のエージェントが使えなくなった後は、初版を作ったAI作業フローをそのまま残すより、小さなテストスイートと再現可能なデプロイ手順の方が役立ちます。

移行時の注意点

チームがFigmaへの合流を発表した後、Orchidsは正式に移行対応へ切り替わりました。現在のorchids.appは、新しいプロジェクトを作る場ではなく、既存の成果物を回収するためのものです。

従来のWebプロジェクトはZIPでダウンロードできます。GitHubと同期済みなら、リポジトリを使って移行できます。Orchids管理のデプロイを使っていたユーザーには、該当するVercelデプロイを自分のアカウントへ引き取る手順が提供されました。マネージドSupabaseを使うプロジェクトでは、データベースを自分のSupabase組織へ移せます。

デスクトップ版ではプロジェクトがローカルに保存されており、通常はorchids-projectsディレクトリから回収する方法もあります。

ソースのエクスポートは移行作業の前半にすぎません。完了と判断する前に、新規チェックアウトからビルドできること、本番データを自分のアカウントで管理できること、独自ドメインが新しいデプロイに向くことを確認してください。認証、メール、決済、ストレージ、バックグラウンド処理、外部連携も、Orchidsの外で正しく動く必要があります。

対応モデルとデータプライバシー

対応モデル

  • ChatGPT
  • Claude Code
  • Gemini
  • GitHub Copilot
  • Claude Sonnet 4.6
  • Gemini 3.1 Pro

プライバシーとデータの取り扱い

従来のOrchidsのプライバシーポリシーでは、AIの入力・出力や関連する個人情報を、OpenAI、Anthropic、Google Cloud AIなどの外部AIプロバイダーが処理する場合があるとされていました。サービス終了後に旧プロジェクトを移行する組織は、残っているデータ、認証情報、外部連携を改めて確認する必要があります。

ガイド、レビュー、トラブル対処

公開済みのガイドはまだありません。上記の公式ドキュメントをご参照ください。

製品の更新情報

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関連コンテンツの更新履歴を見る

代替ツール

出典と確認記録

確認日は当サイトが情報を確認した日です。製品のリリース日は上に別途表示しています。

掲載情報の修正履歴

  1. 掲載状態を再確認。orchids.appは、稼働中のアプリビルダーではなく、プロジェクト移行用の入口として運用されています。

  2. Orchidsが終了し、プロジェクトのエクスポート、デプロイ先とデータベースの移行が案内されました。

  3. Orchids/BudチームがFigmaへの合流と、両サービスの終了を発表しました。

  4. 変更履歴にClaude Sonnet 4.6とGemini 3.1 Proへの対応が追加されました。

  5. Orchids 1.0を発表。対応するアプリと技術スタックを広げ、既存AIサブスクリプション、BYOK、内蔵コードエディターへの対応を案内しました。