OpenRouterマルチモデル対応のコーディングエージェントやAIアプリケーション向けの統合ルーティングAPI。
APIMart
APIMart は OpenAI 互換の集約・ルーティング層です。言語・画像・動画・音声モデルを、一つの API、残高、監視画面で利用したいチームに向いています。
情報確認日: 2026年8月29日 ·出典を見る
ツール情報
- 種類
- 開発ワークフロー
- 対応プラットフォーム
- Web, REST API, Python, Node.js, Java, OpenAI SDKs, Coding agents
- 無料プラン
- 非対応
- オープンソース
- 非対応
- 独自の API キーを使用
- 非対応
- ローカルモデル
- 非対応

概要
適した用途
- 複数モデルを使う AI 製品を開発する個人開発者。
- 複数の画像・動画提供元を組み込む AI SaaS チーム。
- OpenAI 互換のモデル切り替えと共通の請求を求めるアプリ。
- 機械可読の llms.txt ドキュメントを使うコーディングエージェントのワークフロー。
- 利用モデルを頻繁に変える予定のプロトタイプや製品。
強み
- 一度の連携で言語・画像・動画・音声のモデルファミリーを利用できます。
- OpenAI 互換の設定により、既存アプリの移行作業を減らせます。
- 請求と監視をまとめることで、複数の提供元を使う運用が簡単になります。
- llms.txt 索引は、Cursor、Claude Code、Codex などのコーディングエージェントに役立ちます。
- 対応している場合、ルーティングとフェイルオーバーにより、単一の提供元の接続経路への依存を減らせます。
制約とトレードオフ
- 各モデル提供元との直接契約が必要な組織。
- ローカル限定、オフライン、セルフホストの推論。
- ゲートウェイのデータ処理審査を完了していない規制対象の処理。
- 管理下の GPU 基盤に独自のモデル重みを展開する必要があるチーム。
- アプリとモデル提供元の間に、データ、認証情報、請求、契約の管理層が追加されます。
- 利用可能なモデル、名称、経路、料金は、元の提供元の変更に伴い変わる場合があります。
- 500+ のモデル数、費用削減、99.9% SLA は APIMart 側の説明であり、利用する処理について確認する必要があります。
- 画像・動画のエンドポイントでは、モデル固有の形式と本番向けのテストが引き続き必要です。
- ライセンス、データ保持、地域別の提供状況、安全対策の挙動は、モデルごとに異なります。
使い始める
料金と利用上限
料金を見る
サブスクリプションは不要です。料金はモデルによって異なり、トークン、画像、動画の長さなど、エンドポイントごとの単位で課金されます。
大口割引、専用クォータ、サポート、データ処理条件、APIMart が案内する企業向け 99.9% SLA は個別に相談できます。
料金確認日: 2026年8月29日 · 利用上限、モデルの料金、サブスクリプションは別々に請求される場合があります。
機能と詳細
統合 AI API ゲートウェイ
- 一つのアカウント、API キー、共通残高、利用状況コンソール
- 対応エンドポイント向けの OpenAI 互換ベース URL
- モデルメタデータ、請求、アクティビティ、タスク追跡を一元管理
マルチモーダルモデル一覧
- OpenAI、Anthropic、Google、Qwen などの言語モデルに対応
- GPT Image、Imagen、Flux、Midjourney、Seedream、Wan などの画像 API
- Sora、Veo、Kling、Seedance、Wan、MiniMax Hailuo などの動画 API
- 文字起こし、音声、音楽、モデレーションのエンドポイント
ルーティングと信頼性
- 利用可能な提供元の稼働状況を考慮したルーティング
- 自動フェイルオーバーとレート制限管理への対応を案内
- リアルタイム監視と、企業向け稼働率 99.9% の SLA を案内
メディアのワークフロー
- 時間のかかる生成処理の非同期タスク状態確認
- Webhook コールバック
- 画像アップロードと残高照会のエンドポイント
エージェントが利用しやすい開発環境
- 公開された llms.txt ドキュメント索引
- Python、Node.js、Java、REST、OpenAI SDK のサンプル
- コーディングエージェントが実装前に取得できるドキュメント
APIMart は、複数の提供元のモデルを一つのアカウント、API キー、請求体系で利用できる統合 AI API ゲートウェイです。言語、画像、動画、音声、モデレーション、アップロード、非同期生成を扱い、一般的な連携向けに OpenAI 互換エンドポイントを提供します。

2026 年 8 月 29 日に撮影した APIMart 英語版ホームページの実際のスクリーンショット。出典:APIMart 。
APIMartとは
APIMart は、アプリケーションと変化し続けるモデル提供元の間に位置します。ベンダーごとにアカウント、API キー、残高、SDK の仕様、利用状況ダッシュボード、障害処理を管理する代わりに、一つのゲートウェイに接続してリクエストごとにモデルを選べます。
AI モデルのマーケットプレイスと API ゲートウェイを組み合わせたものと考えるとわかりやすいでしょう。
Application or agent
|
v
APIMart
|
+-- GPT and Claude
+-- Gemini and Qwen
+-- Sora, Veo, Kling, Seedance, and Wan
+-- GPT Image, Imagen, Flux, Midjourney, and Seedream
+-- Whisper, TTS, music, and other audio modelsAPIMart はモデル開発元ではなく、サードパーティーの集約・インフラサービスです。利用規約では運営会社を Hangzhou Huanzhi Network Technology Co., Ltd. とし、モデルの追加、名称変更、更新、提供終了に伴い、利用可能なモデル一覧が変わる場合があるとしています。
解決する課題
複数モデルを使う製品では、通常、個別の連携が増えていきます。
- 異なる認証・アカウントの仕組み
- 個別の前払い残高や請求書
- 互換性のないリクエスト・レスポンス形式
- 提供元ごとに異なるレート制限やエラーの挙動
- 複数の利用状況ダッシュボードと費用レポート
- 個別に実装する Webhook と非同期タスク
- 増え続ける運用上の依存関係
APIMart は、こうした作業の多くを一つのアカウントにまとめます。特に、一つのアプリで複数の画像・動画モデルを提供し、新モデルを素早く追加したい AI メディア製品に役立ちます。
ゲートウェイを使っても、提供元の違いがなくなるわけではありません。モデル固有のパラメーター、安全対策の挙動、遅延、出力形式、ライセンスは異なります。連携の手間は減りますが、各エンドポイントのテストは開発者が行う必要があります。
OpenAI 互換インターフェースへの移行
チャットなどの対応エンドポイントには、OpenAI 互換のベース URL が文書化されています。既存の Python 連携では、OpenAI SDK を使い続けながら設定を変更できる場合が多くあります。
from openai import OpenAI
client = OpenAI(
base_url="https://api.apimart.ai/v1",
api_key="your-apimart-key",
)この互換性は主な利点の一つです。OpenAI 形式の API を使う既存アプリの初期移行を軽くし、カスタムの OpenAI 互換プロバイダーを設定できるツールからも利用できます。
互換性は完全な置き換えを意味しません。APIMart の規約でも、チャット API は OpenAI 互換のリクエスト形式を使う一方、画像・動画のエンドポイントは各サービスの文書に定める形式を使うと説明されています。本番トラフィックを移す前に、ストリーミング、ツール呼び出し、構造化出力、エラー、リトライ、トークン計上、モデル固有のパラメーターを確認すべきです。
モデルとメディアの対応範囲
APIMart の対応範囲は LLM ルーターより広く、現在のドキュメントではエンドポイントを次のように分類しています。
| カテゴリー | APIMart ドキュメントに記載の例 |
|---|---|
| 言語モデル | GPT、Claude、Gemini、Qwen などのチャットモデル |
| 画像生成 | GPT Image、Nano Banana、Imagen、Seedream、Flux、Qwen Image、Z-Image、Midjourney、Wan Image |
| 動画生成 | Sora、Veo、Seedance、Kling、Wan、MiniMax Hailuo、Vidu、PixVerse、Grok Imagine |
| 音声 | Whisper による文字起こし、音声合成、音楽、Suno 関連エンドポイント |
| プラットフォーム機能 | モデレーション、アップロード、タスク状態、コールバック、残高照会、モデルメタデータ |
ホームページでは現在、500 を超えるモデルへのアクセスを案内しています。モデル名、バージョン、エンドポイントは頻繁に変わるため、固定の件数ではなく、最新のモデル一覧とドキュメントを基準にしてください。
請求と監視の一元化
APIMart では、対応するモデルファミリーでクレジット残高を共有します。複数ベンダーのアカウントに入金して照合する運用から、一つのゲートウェイ残高と利用状況ダッシュボードを管理する運用に変えられます。
製品画面では、主に次の項目を確認できます。
- API キー管理
- 現在の残高と利用履歴
- リクエスト数とトークン数
- 支出の推移
- モデル別の呼び出し状況
- タスクの追跡
- アクティビティと請求の記録
これにより、APIMart は簡易的な AI FinOps と可観測性の役割も担います。アプリケーション単位のトレース、評価、事業分析の代わりにはなりませんが、提供元をまたぐゲートウェイの消費状況をまとめて確認できます。
ルーティング、可用性、非同期ワークフロー
APIMart は、稼働状態を考慮した複数プロバイダー間のルーティングと自動フェイルオーバーを採用するとしています。ドキュメントでは、企業向けの稼働率 99.9% の SLA、グローバル高速化、レート制限管理、リアルタイム監視、提供元が利用できない場合のフォールバックを案内しています。
これらは APIMart のサービス上の説明であり、独立した測定結果ではありません。本番導入の評価では、複数の接続経路があるモデル、経路による出力や機能の違い、リトライの課金方法、SLA の具体的な補償内容を確認する必要があります。
画像・動画生成には、非同期タスクの状態確認と Webhook コールバックも用意されています。メディア生成は対話型チャットより長くかかる場合があり、これらの機能が重要になります。ただし、冪等性、タイムアウト、リトライ、Webhook の検証、費用管理はアプリ側でも実装する必要があります。
開発者とコーディングエージェントの両方に対応
特徴的なのが、公開された llms.txt のドキュメント索引です。Cursor、Claude Code、Codex などのコーディングエージェントにこのファイルを参照させ、必要なモデル、エンドポイント、パラメーター、サンプルコードを探させられます。
これは開発基盤の変化を示しています。API ドキュメントには今、人とエージェントという二種類の読者がいます。人には読みやすいガイドが、コーディングエージェントにはプロジェクト編集前に取得できる簡潔で構造化された索引が役立ちます。
エージェントがアプリを生成する場合、典型的な流れは次のようになります。
Coding agent reads APIMart llms.txt
|
v
Agent selects the documented endpoint
|
v
Agent writes an OpenAI-compatible integration
|
v
Developer reviews keys, permissions, costs, and output handling最後のレビューは欠かせません。エージェントは連携コードを書けても、モデルのライセンス、データ保持方針、費用構造、地域別の提供状況が製品に適していると単独で保証することはできません。
料金
APIMart は従量課金で、必須のプラン契約はありません。料金ページにはトークン、画像、動画の長さなど、モデルごとの単位で料金が記載され、APIMart の料金と公式料金とされる金額がよく比較されています。
ホームページでは一部のケースで最大 70% の節約をうたっていますが、個別料金では現在 20% など、より小さい割引も多く見られます。これは APIMart 自身による比較で、モデル、仕様、時期により変わります。本番費用を見積もる直前に、対象エンドポイント、品質設定、解像度、長さ、クレジット換算を確認してください。
APIMart が販売チャネルや大口向けの料金を利用している場合、各エンドポイントを公開価格で個別購入するより安くなる可能性があります。一方、アプリと元の提供元の間に、契約面・技術面で別の事業者が加わります。
APIMart と代替サービスの比較
APIMart と重なる製品はいくつかありますが、重点は異なります。
| プラットフォーム | 主な重点 |
|---|---|
| OpenRouter | LLM のルーティング、提供元の選択、OpenAI 互換アクセス |
| fal.ai | 高性能な生成メディア API とサーバーレスのモデル展開 |
| Replicate | 公開・カスタム AI モデル向けのマネージド API |
| Together AI | オープンモデルの推論、ファインチューニング、AI クラウド基盤 |
| Fireworks AI | 高速なオープンモデル推論と本番展開 |
| APIMart | 言語・画像・動画・音声モデルを一つのゲートウェイと共通の請求体系で利用 |
最先端の言語モデルと、多様な商用画像・動画エンドポイントの両方が必要な製品には、APIMart が特に関連します。LLM のルーティングだけなら専用ルーター、自分たちの重みを展開したり GPU 基盤を管理したりするなら、集約サービスより推論プラットフォームが向く場合があります。
どのようなユーザーに向いているか
APIMart は、次のような用途で候補になります。
- 複数モデルを使う AI 製品を開発する個人開発者
- 画像・動画の新モデルを素早く追加したい AI SaaS チーム
- 同じインターフェースで複数のモデル提供元を比較するアプリ
llms.txtドキュメントを利用できるコーディングエージェントのワークフロー- 複数の提供元アカウントではなく、一つの残高と管理画面を使いたいチーム
- モデルを頻繁に変える可能性があるプロトタイプ
各モデル提供元との直接契約、完全なローカル推論、承認済みゲートウェイのない厳格なデータ所在地要件、モデル提供基盤そのものの制御が必要な組織には、あまり向きません。
本番利用とプライバシーの確認事項
API 集約サービスを使うと、信頼する相手が増えます。APIMart と選択した元の提供元の両方がリクエスト経路に入るためです。独自コード、個人情報、規制対象データを送る前に、次の点を確認してください。
- プロンプト、アップロードファイル、出力が APIMart を通過・保存されるか
- 公式の直接接続を使うエンドポイントと、代替経路を使うエンドポイント
- ログの既定設定と削除までの期間
- 提供元ごとのゼロデータ保持の扱い
- データ処理契約と処理地域の選択肢
- API キーの暗号化、ローテーション、失効
- Webhook の署名と非同期タスクの保持
- SLA の測定方法、適用除外、サポート応答、補償クレジット
- モデルの提供終了と後方互換性の方針
APIMart は、リクエストの入力・出力をモデル学習に使わず、企業向けデータ処理条件を提供するとしています。実際に適用される契約と各モデル提供元の方針に照らして確認してください。
導入の判断
APIMart は単なる API 再販業者より、AI API のインフラゲートウェイと捉えるほうが正確です。アクセス、OpenAI 互換の連携、共通の請求、ルーティング、監視、幅広いメディアモデルをまとめる点に価値があります。
特に向いているのは、多数の言語・画像・動画・音声モデルへの接続を個別に維持しなければならない製品です。主なトレードオフは仲介事業者への依存が増えることです。導入速度やモデル選択の利点と、データ管理、提供元の透明性、信頼性、長期的な互換性を比較する必要があります。
llms.txt による連携は、次世代の開発ツールにも関わります。コーディングエージェントが開発者に代わって API を探し、接続する機会が増えるにつれ、機械可読の文書、モデル一覧、請求、ルーティングを提供するゲートウェイは、アプリだけでなく、それを作るエージェントの基盤にもなり得ます。
公式リソース:APIMart サイト 、ドキュメント 、料金 、利用規約 。
対応モデルとデータプライバシー
対応モデル
- GPT
- Claude
- Gemini
- Qwen
- Sora
- Veo
- Kling
- Seedance
- Wan
- MiniMax Hailuo
- GPT Image
- Imagen
- Flux
- Midjourney
- Seedream
- Whisper
- TTS
プライバシーとデータの取り扱い
リクエストは APIMart を経由して第三者のモデル提供元に送られます。APIMart は入出力をモデル学習に使わず、企業向けデータ処理条件を提供するとしています。ただし、独自データや規制対象データを送る前に、経路、ログと削除、提供元での保持、データ所在地、Webhook の保存、認証情報の管理、適用契約を確認してください。
ガイド、レビュー、トラブル対処
公開済みのガイドはまだありません。上記の公式ドキュメントをご参照ください。
製品の更新情報
確認済みの製品更新はまだありません。フォローすると関連する新着情報を「保存済み」で確認できます。
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確認日は当サイトが情報を確認した日です。製品のリリース日は上に別途表示しています。
掲載情報の修正履歴
現行の公式サイト、ドキュメント、料金、llms.txt、利用規約に基づいて英語版の掲載情報を作成し、公式ロゴと実際のホームページのスクリーンショットを追加しました。